
美土里ファームについて
25年以上前にアメリカから日本へ渡り日本の美しい自然豊かな里山の景色と
オーガニックファーミングの魅力に虜になったオーナー、チャックの物語
美土里ファームオーナーチャックからご挨拶

🌱 オーガニック農場の力
こんにちは、チャック・カイザーです。京都府と滋賀県で「みどり農園」を運営しています。27年前にアメリカから日本へ移住し、2017年に農園を設立しました。ここでは、
オーガニック野菜の栽培・販売、ボランティアの受け入れ、
そしてさまざまなイベントを行っています。
私は、安心・安全なオーガニック野菜を育てること、そして農業のプロセスや技術、
その楽しさを多くの人に伝えることに情熱を注いでいます。現在は、
日本各地から訪れる方々に向けてツアーや家族向けイベントを企画し、
英語イマージョンプログラムも専門的に提供しています。
オーガニック農業は私の人生を大きく変え、何が本当に大切なのかを気づかせてくれました。オーガニック農業は、人々の健康と生活の質を高めるだけでなく、
地域社会を活性化し、自然環境との共生にもつながります。


みどり農園誕生物語
農業を始めたきっかけを聞かれることがあります。学校で農業を学んだことも、他の農家で
ボランティアをしたことも、そして初めて自分で種を蒔くまで自分が農家になるなんて
想像もしていませんでした。約20年前、京都市の北に位置する滋賀県の山奥に美しい場所を
見つけ、そこにログハウスを建てたいと思いました。そこで、売りに出されている物件や
土地を探し始めました。山間の土地は代々受け継がれてきたため、売りに出されることが
少なく、良い物件や土地を見つけるのは非常に困難でした。さらに、所有者は先祖代々受け継が
れてきた土地や家を売却することに、先祖への敬意を払うため、なかなか乗り気にならない傾向がありました。そこで、そこに住む友人たちの協力を得て、所有者が売却を
希望していた小さな土地を見つけることができました。
価格交渉を行い、市役所で所有権移転手続きを行いましたが、残念ながら、その土地は家を
建てるために区画整理が必要でした。結局、その土地を買うことはできませんでした。
その方は申し訳なさそうに、「この土地で庭を作らないか」と声をかけてくれました。当時、
庭づくりに興味はなかったのですが、友人たちに勧められてやってみることにしました。
村に庭を作れば住民の方々にも親しんでもらえるのではと考え、朽ちた木の山で庭づくりを始めました。滋賀県の山奥でのこの小さなきっかけが「みどり農園」の始まりでした。

